この記事では、遠藤科学が取り扱っているマイグレーション試験機・試験槽の特徴や性能を紹介します。
遠藤科学ではエスペック社のマイグレーション試験機・試験槽を取り扱っています。
提供しているマイグレーション試験機は「AMI-U/AEMシリーズ」です。低電圧1Vから高電圧2500V、高温350℃、高電流200mAまで対応しており、モバイル機器から車載用高電圧デバイス、先端半導体など、多様なデバイスの信頼性評価に利用できます。
試験槽は「恒温恒湿室Eシリーズ/ハイパワーシリーズ」。温湿度制御機能を備えており、大型サンプルや発熱負荷を伴う部品にも対応可能です。そのため、電子部品から自動車部品まで幅広い部品の試験に利用できます。
試験機の導入に際しては、試験対象および必要な条件(温度、電圧、電流、チャンネル数等)を整理した上で、事前に相談することをおすすめします。
遠藤科学では、エスペックが提供するマイグレーション試験機「AMI-U」と「AEMシリーズ」を取り扱っています。主なスペックは以下のとおりです。

最大2500Vまでの電圧印加に対応しており、低電圧から高電圧まで幅広い条件での信頼性評価が可能です。チャンネル構成は25chから最大300chまで柔軟に設定でき、大量の試料を同時に評価する用途に適しています。
| 製品名 | AMI-U |
|---|---|
| 印加電圧 | DC 1.0~100V(0.1Vステップ) ストレス定電圧100V、300V、500V、1000V、2500Vも提供 |
| 最大増設チャンネル | 25ch~300ch/1ラック |
| 絶縁抵抗測定範囲 | 2.0×105~1.0×1013Ω(100V印加時) 2.0×103~1.0×1011Ω(1V印加時) |
| パソコン | Windows OS対応ソフトウェア |
| 電源 | AC100V 50/60Hz |
| 収納ユニット外形寸法 | キャビネット:W530×H1750×D1040mm 中継ユニット:W500×H1705×D600mm(50ch/1ユニット) |
| 質量 | 記載なし(要問い合わせ) |

1キャビネットに最大3基のオーブンを搭載可能。1キャビネットあたり最大240チャンネル、全体では最大1,200チャンネルを1台のパソコンで集中管理できます。オーブンは最高温度350℃まで、ストレス電流は0.1mAから200mAまで印加可能。試料接続にはDUTボードと専用ソケットによる二重コンタクト構造を採用しており、高温試験・長時間試験でも断線や抵抗変動が起きにくい接点構造をしています。
| 製品名 | エレクトロマイグレーション評価システム(AEMシリーズ) |
|---|---|
| 印加電圧 | 試験電圧:-10.0V~-1.0Vおよび1.0V~20.0V、ストレス電流源:+DC0.1mA~200mA(追従電圧35V) |
| 最大増設チャンネル | 80ch/160ch/240ch(モデルによる) |
| 絶縁抵抗測定範囲 | 記載なし(要問い合わせ) |
| パソコン | Windows 7対応ソフトウェア |
| 電源 | 無停電電源(UPS)付き |
| 収納ユニット外形寸法 | 記載なし(要問い合わせ) |
| 質量 | 記載なし(要問い合わせ) |
ESPEC(エスペック)のマイグレーション試験機の特徴をさらに見る
遠藤科学では、エスペックが提供する恒温恒湿室(ウォークインチャンバー)を使用しています。主なスペックは、以下のとおりです。

省エネルギー性能の恒温恒湿室。高精度な温湿度制御と、設備負荷の低減による長期間連続運転への対応力を備えています。電子部品、建材、医薬品、食品、IoT機器など幅広い試験対象に対応。遠隔監視機能による運転状況の把握も可能です。
| 温度範囲 | -10~+80℃(TBUU/TBR)-30~+80℃(TBU/TBL)-40~+80℃(TBF/TBE) |
|---|---|
| 湿度範囲 | 10~95%rh(TBL/TBE)20~95%rh(TBR) |
| 内容積 | 4.2~52.7m³(1型~12型) |
| 制御精度 | 温度変動±0.5℃ 湿度変動±4%rh |

ハイパワーシリーズは、自動車関連の信頼性試験に対応するために設計された環境試験装置です。ISO16750やLV124といった国際的な車載規格への対応が可能で、厳しい条件下での評価に適しています。用途や試験対象に応じたサイズや仕様のカスタマイズにも対応しています。
| 温度範囲 | -45~+180℃ -75~+180℃(ARシリーズ) |
|---|---|
| 湿度範囲 | 10~98%rh |
| 内容積 | 220L~1100L(ARシリーズ) 大型特注対応可 |
| 制御精度 | 温度変動±0.5℃ 湿度変動±4%rh |
エレクトロケミカル
マイグレーション試験とは?
実施方法と評価のポイント
についてもっと詳しく見る
マイグレーション試験では、試験対象によって求められる印加電圧の条件が大きく異なります。たとえば、狭ピッチのプリント基板や微小電子部品などでは数V~数十Vの繊細な電圧制御が求められる一方で、EV部品などのパワーデバイスでは数千Vの高電圧に対応した耐圧評価をする必要があります。
このような背景から、当サイトでは委託先の選定において「印加電圧の大きさ」を判断軸としておすすめの会社を2社ご紹介。それぞれの特長や得意とする対象物を整理しています。
現在、マイグレーション試験の実施や委託先の選定を検討されている方は、ぜひ当サイトのトップページ(下記リンク先)をチェックしてみてください。本格的な装置導入の前に、まずは受託試験サービスを活用して自社に最適な試験環境を見極めることもおすすめです。
最適なマイグレーション試験委託先を見つけるヒントに!
遠藤科学は複合環境試験を行っていますが、マイグレーション受託試験を実施しているという情報はありませんでした。
遠藤科学は、エスペック社製のマイグレーション試験機・試験槽を販売しており、営業エリア(茨城県・千葉県・神奈川県・静岡県・愛知県など)内であれば導入、設置、初期運用に関するサポートを提供しています。装置の仕様や設置環境に応じて、中継ユニットの配置やケーブルの取り回しに配慮した導入支援が行われ、保守性や作業性にも対応。サポート内容や対応可否は営業エリアや設置条件により異なるため、導入前に直接問い合わせることをおすすめします。
| 所在地(本社) | 静岡県静岡市駿河区西脇1294 |
|---|---|
| 問い合わせ電話番号 | 054-283-6222(本社) |
| 営業時間 | 記載なし |
| 公式URL | https://www.endokagaku.co.jp/ |
印加電圧の違いによって求められる試験環境は大きく異なります。ここでは、対象物に合った試験を強みとする受託試験会社を、2社ピックアップしてご紹介します。

引用元:IMV公式サイト
https://www.landingpage-synergy.com/k4yeiagc/

| 印加電圧設定 | 1.0V~250V |
|---|---|
| 試験所数 | 日本国内7・海外3拠点 |

引用元:ESPEC公式サイト
https://www.espec.co.jp/products/measure-semicon/25kv/

| 印加電圧設定 | 2.5kV |
|---|---|
| 試験所数 | 国内6拠点 |