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ヤマヨ試験器のマイグレーション試験機|小規模でも選ばれる理由と性能

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目次

この記事では、ヤマヨ試験器が取り扱っているマイグレーション試験機の特徴や性能を紹介します。

ヤマヨ試験器の
試験機・試験槽の特徴

ヤマヨ試験器では、絶縁破壊試験装置や耐トラッキング性試験装置など、マイグレーション評価に用いる多様な装置を自社で設計・製造し、販売しています。装置は操作性、安全性、測定精度を重視した設計が施されており、顧客の用途や試験条件に応じてカスタマイズにも対応可能です。

マイグレーション試験機を選ぶ際は、評価する部品や材料の特性に加え、使用時の温度、湿度、電圧などの条件を考慮し、装置の仕様や機能を総合的に比較検討することが大切です。信頼性の高い評価には、評価環境と試験装置の適合性が不可欠です。不明な点があれば、メーカーや受託試験機関に相談することをおすすめします。

ヤマヨ試験器の
マイグレーション試験機一覧

マイグレーション関連機器として、耐トラッキング性試験装置を取り扱っています。主なスペックは以下のとおりです。

耐トラッキング性試験装置

耐トラッキング性試験装置
画像引用元:ヤマヨ試験器
(https://yamayoshikenki.com/pro_tracking.html)

IEC/JIS規格準拠の滴下機構を備えており、NITE(製品評価基盤機構)、JET(電気安全環境研究所)、JQA(日本品質保証機構)などの専門機関への導入実績がある大型の耐トラッキング性試験装置です。試験条件に応じて柔軟にカスタマイズでき、現場視点で規格準拠・安定性・操作性の3要素を最適化できます。

製品名 耐トラッキング性試験装置 YST-112/YST-112H
印加電圧 AC100V~600V(F.SAC1000V仕様変更可)
最大増設チャンネル 1点式~3点式(カスタマイズ対応)
絶縁抵抗測定範囲 明記なし(主にトラッキング耐性評価)
パソコン データ転送・保存用ソフト対応(要相談)
電源 AC100V 50/60Hz(仕様によりAC200Vも対応可)
収納ユニット外形寸法 1点式:W570×D530×H1650mm
2点式:W800×D650×H1600mm
3点式:W1200×D650×H1600mm
質量 1点式:120kg
2点式:200kg
3点式:270kg

主な試験品対象

  • 樹脂絶縁材料
  • 電気・電子部品用絶縁体
  • プリント基板材料
  • コネクタ・端子台等の樹脂部品

ヤマヨ試験器の
マイグレーション試験槽
(試験環境)

絶縁破壊試験装置のオプションで、恒温槽と高温オイルバスを組み合わせて導入できます。主なスペックは以下のとおりです。

絶縁破壊試験装置(平面配置型+恒温槽/高温オイルバス組合せ)

絶縁破壊試験装置
画像引用元:ヤマヨ試験器
(https://www.yamayoshikenki.com/pro_zetsuen.html)

用途に合わせてカスタマイズ対応できる絶縁破壊装置です。恒温槽や高温オイルバスとの組み合わせによって高温条件での気中・油中試験も実施できます。平面配置型は100kVまで対応可能。試験時の電流値表示や破壊検出電流の自由設定、昇圧速度の広範囲調整、データ自動保存機能を搭載しています。また、安全柵・ドアスイッチ・マットスイッチなどの安全機構を搭載し、感電防止や過電流検出器の故障時を想定した二重遮断機構を備えています。

温度範囲 室温~200℃(恒温槽は~150℃程度、高温オイルバスは~200℃程度)
湿度範囲 恒温槽での湿度制御は40~95%RH程度(要仕様確認)
雰囲気 気中・油中
制御精度 温度:±1~2℃程度、湿度:±3~5%RH(仕様による)
サンプルサイズ 顧客要望に応じて設計

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マイグレーション試験とは?
実施方法と評価のポイント
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マイグレーション試験の委託先は印加電圧で選ぶ|
おすすめ会社2選と選定の考え方

マイグレーション試験では、試験対象によって求められる印加電圧の条件が大きく異なります。たとえば、狭ピッチのプリント基板や微小電子部品などでは数V~数十Vの繊細な電圧制御が求められる一方で、EV部品などのパワーデバイスでは数千Vの高電圧に対応した耐圧評価をする必要があります。

このような背景から、当サイトでは委託先の選定において「印加電圧の大きさ」を判断軸としておすすめの会社を2社ご紹介。それぞれの特長や得意とする対象物を整理しています。

現在、マイグレーション試験の実施や委託先の選定を検討されている方は、ぜひ当サイトのトップページ(下記リンク先)をチェックしてみてください。本格的な装置導入の前に、まずは受託試験サービスを活用して自社に最適な試験環境を見極めることもおすすめです。

最適なマイグレーション試験委託先を見つけるヒントに!

印加電圧の大きさ別
マイグレーション試験委託会社2選

ヤマヨ試験器の
マイグレーション受託試験

ヤマヨ試験器ではマイグレーション試験に関連する受託試験サービスを複数展開しています。

対応範囲

対応している受託試験サービスは、以下のとおりです。

依頼の流れ

  1. 問い合わせ・相談:電話やWebフォームで試験内容や目的、サンプルの種類・数量、希望納期などを相談。技術的な質問や特殊条件の可否も相談可能
  2. 打ち合わせ・仕様確認:必要に応じて詳細な打ち合わせを実施。試験方法・規格・試験条件・立会希望の有無などを確認
  3. 見積・スケジュール提示:仕様に基づき見積書と試験スケジュールを提示
  4. 試験サンプル送付:指定先へサンプルを送付。ヤマヨ試験器で受託試験を実施(立会も可)
  5. 試験結果報告・納品:試験終了後、試験結果(報告書)を納品。必要に応じてデータの説明やクロスチェック、技術的なフィードバックも実施

ヤマヨ試験器の
サポート体制

試験電圧や安全装置、測定チャンネル数といった仕様面の要望にも柔軟に対応し、個別ニーズに合わせた改良提案ができる点は、製造とサポートの両面においてきめ細やかな対応力を備えたメーカーとしての強みといえます。

装置の導入前には見学や技術相談の機会を設けており、導入後も試験方法の指導測定結果のクロスチェックといった運用支援を提供。納入後の定期校正やメンテナンスにも対応しており、常に高い試験精度とデータの信頼性を維持できるよう体制を整えています。

ヤマヨ試験器の会社情報

所在地(本社) 茨城県日立市砂沢町980-5
問い合わせ電話番号 0294-42-1526
営業時間 記載なし
公式URL https://yamayoshikenki.com
対象物から選ぶ
マイグレーション試験を受託依頼できる
おすすめメーカー2選

印加電圧の違いによって求められる試験環境は大きく異なります。ここでは、対象物に合った試験を強みとする受託試験会社を、2社ピックアップしてご紹介します。

狭ピッチのプリント基板
絶縁フィルム・コーティング材
はんだ
めっき・フラックスの残渣
微細パターンのガラス
など
IMV
絶縁劣化評価試験器(IMV)

引用元:IMV公式サイト
https://www.landingpage-synergy.com/k4yeiagc/

絶縁劣化評価試験システム
IMV
引用元:IMV公式サイト
https://www.landingpage-synergy.com/k4yeiagc/
                           
印加電圧設定 1.0V~250V
試験所数 日本国内7・海外3拠点
誤差の影響が大きい低電圧でも、
正確な試験が可能
リアルタイムで測定物の電圧を検知・自動補正し、意図した通りの負荷を実現。そのため信頼性の高い試験結果を提供可能。
湿度環境を試験室外で生成し供給する方式を採用。外部環境の影響を受けにくく、設定湿度で安定した試験が可能。
EV/HV車向けパワーデバイス(IGBT)
車載用ECU
高電圧センサ基板
ワイヤハーネス
端子
など
ESPEC
ESPEC

引用元:ESPEC公式サイト
https://www.espec.co.jp/products/measure-semicon/25kv/

高電圧絶縁抵抗評価システム
ESPEC
引用元:ESPEC公式サイト
https://www.espec.co.jp/products/measure-semicon/25kv/
                           
印加電圧設定 2.5kV
試験所数 国内6拠点
高電圧のオーバーシュートを抑え、
安全に試験可能
高電圧試験での絶縁破壊や誤判定を防ぐ「ストレス電圧制御機能」により、オーバーシュートを抑え、滑らかな電圧立ち上げで信頼性の高い結果を実現。
扉の締め忘れや異常時の電圧印加を自動で中断するなど、安全機能を搭載。同一メーカー製だからこそ、試験機と連動した安全設計の相談も可能。
対象物から選ぶ!マイグレーション試験を
受託依頼できる
おすすめメーカー2選
対象物から選ぶ!
マイグレーション試験を受託依頼できる
おすすめメーカー2選