この記事では、東京精電が取り扱っているマイグレーション試験機の特徴や性能を紹介します。
東京精電では、マイグレーション関連機器として耐電圧試験器 TWVシリーズを展開しています。標準機は耐電圧試験専用ですが、絶縁抵抗試験機能付きのモデルもあり、耐電圧試験と絶縁抵抗試験を連続して行えるため、マイグレーション現象の進行評価に適しています。
マイグレーション試験機の選定においては、評価対象の部品や材料の特性に加え、使用環境における温度、湿度、印加電圧などの条件を明確にした上で、装置の仕様・機能・測定精度を総合的に比較検討することが重要です。不明点や条件整理が難しい場合には、メーカーや受託試験機関の技術担当者に相談することで、適切な装置選定や試験方法の提案を受けられるでしょう。
マイグレーション関連機器として、耐電圧試験器を取り扱っています。主なスペックは以下のとおりです。

高電圧環境下で長時間にわたり耐電圧試験や絶縁抵抗試験を行える試験器です。標準仕様は耐電圧試験専用ですが、「絶縁抵抗試験機能付き型式」ではDC500Vまたは1,000Vの印加に対して0.5~2,000MΩの範囲で絶縁抵抗を測定できます。自動試験モードを活用することで、絶縁抵抗試験から耐電圧試験までを一連の流れで連続的に実施可能です。また、試験中に不良(FAIL)判定が出た場合でも測定を継続できる「試験継続モード」を備えており、短絡や絶縁不良などの故障原因を詳細に解析する用途にも適しています。
| 製品名 | TWV-1052/TWV-2052/TWV-5252 |
|---|---|
| 印加電圧 | TWV-1052:AC 0~10kV TWV-2052:AC 0~20kV TWV-5252:AC 0~5kV |
| 最大増設チャンネル | 1 |
| 絶縁抵抗測定範囲 | 0.5~2000MΩ(DC500V/1000V) |
| パソコン | RS-232C(接続規格) |
| 電源 | AC100V(TWV-1052,TWV-2052)/AC200V(TWV-5252) |
| 収納ユニット外形寸法 | TWV-1052:320(W)×262(D)×168(H)mm TWV-2052:429(W)×500(D)×665(H)mm TWV-5252:320(W)×486(D)×282(H)mm |
| 質量 | TWV-1052:20kg TWV-2052:60~100kg TWV-5252:55kg |
東京精電が提供する耐電圧試験器や絶縁破壊試験器の中には、オーブン付きや環境制御対応など、マイグレーション試験を想定した仕様を持つ「EB0181」「EB0296」「EB0300」などがあります。一方で、本体に温度・湿度制御機能が内蔵されているか、温湿度の制御範囲については明記されていません。マイグレーション試験で使用する場合は東京精電へお問い合わせください。
エレクトロケミカル
マイグレーション試験とは?
実施方法と評価のポイント
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マイグレーション試験では、試験対象によって求められる印加電圧の条件が大きく異なります。たとえば、狭ピッチのプリント基板や微小電子部品などでは数V~数十Vの繊細な電圧制御が求められる一方で、EV部品などのパワーデバイスでは数千Vの高電圧に対応した耐圧評価をする必要があります。
このような背景から、当サイトでは委託先の選定において「印加電圧の大きさ」を判断軸としておすすめの会社を2社ご紹介。それぞれの特長や得意とする対象物を整理しています。
現在、マイグレーション試験の実施や委託先の選定を検討されている方は、ぜひ当サイトのトップページ(下記リンク先)をチェックしてみてください。本格的な装置導入の前に、まずは受託試験サービスを活用して自社に最適な試験環境を見極めることもおすすめです。
最適なマイグレーション試験委託先を見つけるヒントに!
東京精電ではマイグレーション受託試験サービスを行っていません。
東京精電では、自社製品に対して納入日から1年間の製品保証を設けており、保証期間内に発生した不具合については無償修理で対応しています。製品の修理や定期的な校正サービスも提供しており、修理部品については生産終了後も5~7年間の供給体制を確保。修理対応は工場への引き取り対応となり、故障診断から見積提示、修理作業、製品返却まで一貫して対応しています。
校正サービスでは、標準器に基づいた校正証明書や試験成績書の発行に対応しており、品質管理やトレーサビリティが求められる場面にも適しています。
| 所在地(本社) | 東京都杉並区宮前4-28-21 |
|---|---|
| 問い合わせ電話番号 | 03-3332-6666(本社) |
| 営業時間 | 8:15~17:00(土曜・日曜・年末年始を除く) |
| 公式URL | http://www.tokyo-seiden.co.jp |
印加電圧の違いによって求められる試験環境は大きく異なります。ここでは、対象物に合った試験を強みとする受託試験会社を、2社ピックアップしてご紹介します。

引用元:IMV公式サイト
https://www.landingpage-synergy.com/k4yeiagc/

| 印加電圧設定 | 1.0V~250V |
|---|---|
| 試験所数 | 日本国内7・海外3拠点 |

引用元:ESPEC公式サイト
https://www.espec.co.jp/products/measure-semicon/25kv/

| 印加電圧設定 | 2.5kV |
|---|---|
| 試験所数 | 国内6拠点 |